10〜11歳のお子さん向けIQテスト
二つの規則が同時に働く問題、図形の回転、複数の計算が混ざる数の並びを扱います。
24問約9分セクション別の持ち時間4分野結果はその場で
このテストの内容
このテストは4つの推理分野を調べます。パターン認識、図形パズル、絵の論理、数の感覚です。それぞれの分野は短い視覚問題のまとまりで、終わると全体の結果とあわせて分野ごとの数値も表示されます。
10歳から11歳になると、複数の条件を同時に見ていられるようになります。このテストが調べるのはまさにそこです。形が色だけでなく大きさも同時に変わり、その両方に気づく必要があります。
さらに45度と90度の回転、複数の性質にまたがる対応関係、かけ算・半分にする操作・平方数が出てくる数の並びが加わります。8〜9歳用より明らかに手応えがありますが、構成は同じです。
10〜11歳向けに作られている理由
回転が見た目より難しい理由
回転した形を見分けるには、それを頭の中で動かす必要があります。この力はちょうどこの時期に安定して育ち、単に見比べることとははっきり異なります。そのため回転はここで繰り返し登場し、年下向けのテストにはまったく出てきません。
対称性という落とし穴
問題を選ぶ際には、回転した形が本当に見分けられるかを確認しました。180度回した正方形は元と同じに見えます。そうした問題は解きようがないため、収録していません。
この区分で合っているか迷ったら。大切なのは生年月日ではなく今の様子です。お子さんが境目に近い場合は、易しすぎず難しすぎない段階をお選びください。やさしすぎる問題は、解けない問題と同じくらい何も語りません。
結果の見え方
終わると、ひとつの数字ではなく推定範囲が釣鐘型のグラフとともに表示され、4つのセクションそれぞれの数値も別に出ます。100前後が同じ年齢層の平均にあたり、およそ3人に2人が85から115の間に入ります。
| 範囲 | 一般的な呼び方 | おおよその割合 |
|---|---|---|
| 85未満 | 平均を下回る範囲 | 100人中16人ほど |
| 85〜99 | 平均の下の方 | 100人中34人ほど |
| 100〜115 | 平均の上の方 | 100人中34人ほど |
| 116〜130 | 平均を上回る範囲 | 100人中14人ほど |
| 130超 | 平均を大きく上回る | 100人中2人ほど |
ひとつの数字ではなく範囲で示すのは意図的です。臨床で使われる検査も信頼区間を併記します。完全に正確な測定は存在しないからです。「97〜107」という示し方は「102」とだけ書くより誠実で、たまたま当たった問題や外した問題から読み取りすぎることを防げます。
これは目安であり、診断ではありません。無料のオンラインテストは、心理の専門家による評価の代わりにはなりません。得点は日によって動きます。特に小さなお子さんでは顕著です。一度の結果でお子さんを決めつけないでください。発達や学習についてご心配があれば、学校やかかりつけの小児科にご相談ください。
結果を意味のあるものにするために
- 時間帯を選ぶ。学校から帰った直後や食事の直前は避けてください。
- 「なぞなぞ遊び」として伝えてください。評価されていると感じる子は成績が下がります。
- 静かな部屋で。スマートフォンは手の届かない場所に、テレビは消して。
- ひとりで答えさせる。教えてもらった答えには意味がありません。隣に座るのは構いません。特に小さなお子さんの場合は。
- スマートフォンよりタブレットかパソコン。大きな画面のほうが形を見比べやすいためです。
